データ間引き・・・間引き率指定
データ量が多すぎて、エクセルの計算が重いとか言ったときにデータ間引きしたいと思ってつくりました。データ点が間引きされてしまうので、間引いても問題ないときに使います
まず説明のため「Can.csv」を2回読込みます
①下のグラフで右クリックする
②「間引き」→「1/10」をクリックする
③データが1/10に間引かれたグラフが現れます
データ間引き・・・表示データ間引き
「表示間引き」をオンにしていると、表示する時に同じ点を削除して表示するのでデータ点が多いグラフでの処理を高速化できます。「ファイル・クリップボード間引き」をオンにすると表示間引きと同じ処理をファイル保存やクリップボード保存でも間引きを行います(②)
ファイル書込み・・・ドラッグアウト(造語)
系列をドラッグ&ドロップしてグラフを合成で系列を選択しアプリ内にドラッグ&ドロップしてグラフ合成しますが、アプリ外にドラッグ&ドロップするとファイルを生成して保存できます。ファイル名は「タイトル名.ssg」となりますが「ドラッグアウトファイル」の設定を変えるとCSVなどに変更できます
ヒント表示の小数点桁数
詳細パネルの「ヒント表示の小数点桁数」を変更すると、マーカやバーなどの表示桁数を変更できます
エリア上書き
「編集」で上書きする数値を変更できます
矩形メモのフォント選択
「フォント選択で全てのインストールフォントを使う」をオンにすると、画面に表示しきれないほどのフォントリストが表示され使いづらいので、通常はオフにして限定されたフォントリストを表示するようにしてます(右下の例はチェックオフです)
選択グラフの一括変換
「選択グラフの一括変換」をオンにすると、「2値変換」などの変換で選択された全てのグラフが変換されます。オフの場合は選択状態にかかわらずマウスで右クリックしたグラフだけが変換されます
アナログ2値化閾値
「アナログ2値化自動閾値」をオフにして、閾値を入力すると、「2値変換」→「アナログ2値化」の設定値を変更できます
2値パルスのノイズ検索と削除
「2値パルスのノイズ検索と削除」の値が、「2値変換」→「2値グラフノイズ検出(削除)」の設定値となります
例えば以下のような100us以下のノイズがあった場合に「2値変換」→「2値グラフノイズ検出」を実行するとノイズマークが表示されます。削除ならノイズを削除できます
軸プロパティ
軸のプロパティを変更するなら、軸位置で右クリックし変更メニューを出して変更を行います。ここでは軸の背景色を変更します
背景色を選んでクリックします
最後に
全ての機能を紹介しきれていませんが、ともかくグラフ化が簡単にできることを目指して作りました。それ以外、なるべくユーザインターフェース重視で設計しました。ただ十分でないところもあるかとは思いますが、実際に使用してみてとりあえず通用するかなというレベルまでもってこれました
今後このアプリを拡張・改善するかわかりませんが、「これいいね」と思われるものを作っていきたいとおもいます